マルチ商法 ネットワークビジネス MLM

マルチ商法とは、販売組織に加入した人が、次々に有人や知人を勧誘し、ピラミッド型に会員を増やしながら、商品などを販売していくシステムです。

マルチ商法はピラミッドの頂点付近にいるトップの人たちは年間数億円という巨額の年収を得ている人がいるとのことですが、仮に自分がそのような収入を得ようとすると、その組織と同じ人数が自分の下に出来なければ得ることが出来ません。

しかし、マルチ商法=悪徳ともいえないのは日本の法律で認められているからです。(法律を守って運営していればと言う意味)

もともとは、製品を愛用して、そのよさを人に伝えて、商品を販売して幾ばくかの利益を得る、そして伝えてもらった人が、また伝える・・・
と言うのがマルチの原点です。(見方によれば通常の小売やさんとそんなに変わらない・・・?)


会員数の増加をわかりやすく説明してみます。
(この例は1日で各新規加入者が子会員を紹介できて、且つ上位者は活動をしていない場合の仮定で、 実際とは異なりますが、単純に計算上ではこのようになるという一例です。)

まず、ある人が「これは金になる!」とマルチ商法を思いつく。
この時点で会員数1人。
一人が3人づつ会員を勧誘するとすると・・・
     1日目:1人(つまり親)
     2日目:3人
     3日目:9人
     4日目:27人
     5日目:81人
     6日目:243人
   とどんどん増加していく
    10日目:1万9683人  ついに1万人突破
    15日目:478万2969人  累計717万人超
   もうすぐ1000万人の大台を突破する勢い
    16日目1434万人 累計2152万人
    17日目4304万人 累計6457万人
    18日目:1億2914万 累計1億9371万人
   とうとう日本の人口を突破 全世界に向けてGO!

 今回の計算上の例では販売組織が始まってわずか18日で日本の人口を超える会員数がいないと利益は上がらなくなってしまう。

このような極端なことは無いにしても、自分の下部に紹介者を出さなくては儲けにはならない。
そのため出費をした人がすべて儲かろうとすると、どんどんと会員を増やす必要がありますが、人口には限りがあり、計算上は販売組織は破綻する事になります。

大部分の加入者は出費だけさせられて、損をしてしまう結果になる危険性が極めて大きいようです。

 この数字を見てあなたはマルチ商法に加担しますか?

仮に運良く会員組織における商品流通からコミッションを受け取ることができても、人間関係の崩壊や会社の摘発・倒産などで結局永続的な収入を得ることは難しいと考えてください。


  

ネットワークビジネス・マルチ商法のクーリングオフ期間は20日間です。中途解約の道も有ります。

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